僕はバンブーロッドビルディングに最適な環境を探し続けると同時に幼少時代に感じていた “あの感覚” “あの風景” を探し求めています。
子どもたちにも数多くある選択肢の一つとして、丁度良い暮らしのサイズや営みを知って貰いたいと思っているのです。
ヒヨコたちが来てくれる事を誰よりも望んでいた愛息に「今日から君がお父さんだよ」と全てを任せる事にしました。
彼はどうしたら、ヒヨコたちは喜んでくれるだろうかと悩み、時にはどうしたら良いのか分からなくなり目に涙を浮かべています。
僕も彼と同じくらい悩みますが、その彼の姿をじっと見守ってあげたいと思います。
そして、初夏の北海道、サマータイムの始まりでもあります。
ど素人のふたりですが、毎日、毎日、積み重ねてようやくここまで辿り着きました。
ヒヨコたちが大きくなるまでに完成させようと、コツコツとやっています。
仕事をしていると「お父さん、凄く甘くて美味しいお茶が出来たよ!」と愛息が工房に飛び込んできました。
紅茶に八重桜を浮かべたもので、口に含むと仄かにさくら餅の様な甘い香りが広がりました。
彼は咲いている八重桜があまりにもいい香りで、どうしても食べたくなったそうです。
そして出来上がったのが、”ミツバチの気分なれるお茶” との事でした。
八重桜の花言葉は “豊かな教養” 花弁が重なる様に咲くことからその様に言われているそうです。
そして、インターナルテーパーの削りとブランクの接着。
工房ではいつもの五月の時間が流れています。






