iwana764

Letter from the owner

今回、雄太ロッド7’6″iwanaで細ペットを使いどれだけ大きなレインボーをキャッチできるのかテスト釣行、野生の感?を頼りに大物の予感のするポイントにて2時間ほどのライズ待ち、気温が上昇しコカゲロウのハッチが始まり大きな淵の流れ込み脇筋にデカいレインボーの影が浮上、予感的中、優に60センチ超えの魚体が水面に口先を出しての捕食がスタート、今回は敢えてフロロカーボン6Xのティペット、そこに16番のクリップルパターンのフライを結び、魚の10m上流脇にポジションをとる、5~6回ほど続くライズの1メートル上流からダウンクロスで3度目を流したところでフッキング、さすが細ティペットのドラック回避能力が高いことが証明される。

ここで、雄太ロッドが細テペットでどこまでの大物を捌ききるかが今回のテーマ、サイドに寝かせ合わせたロッドは一気にグリップ上30センチ上まで曲がり込み水面にテップを突き刺す、狙い通りパラボリックに曲がり大きくストロークを保ったロッドからはラインに先のレインボーの頭の振りが手元に伝わる、バイブレーションも起こさずジャンプをおさえこむことが出来ている、この瞬間このティペットで捕れることが確信となる、この撓りなら口切れも大丈夫だろうと、“柔よく剛を制す”ロッドである。

リールとロッドでやり取りが3分程度、魚を寄せて浮かせるまでジャンプは一切なし、レインボーの力を上手く吸収し“いなし”てくれた、さすがにイワナ用のロッドであるため動画の様にネットインには4回も失敗したが取り込み時にレインボーの頭が水を切った後は魚の重さでロッドを起こした分だけロッドが曲がるので仕方のないこと、レインボー用のロッドを使えば一件落着でしょうが。

ROD: Iwana 764 (Length : 7’6” / Line Size:#4)
FLY : cripple #16

その後、アメリカの旅も終わり今月からはイワナ釣りに出かけています。大イワナはかけていませんが、源流釣行でのキャステイングやメンデングは慣れたこともあり心地よく使わせて頂いております。

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