カテゴリー別アーカイブ: column

warming up

作業に没頭していた冬。

気がつくと、春に向かうにつれ、工房の窓から望む朝陽が南南東から南東に移っていました。

気がつくと春に向かうにつれ、工房の窓から望む朝陽が南南東から南東に移っていました。

この冬は以前からアイデアを温めていた composite ferrule に取り組みました。

ブランク工場とお互いの理論と意見を交換しながら0°方向に強いブランク、90°方向に強いブランクをグラスファイバーを中心に数種類作って頂きました。 これを組み合わせてテストを繰り返し、最良な物を選び出す作業が続きました。

ブランク工場とお互いの理論と意見を交換しながら、0°方向に強いブランク、90°方向に強いブランクをグラスファイバーを中心に中空からソリッドまで、数種類作って頂きました。
これを組み合わせてテストを繰り返し、最良な物を選び出す作業が続きました。

”Modern Classic” 「伝統的なその姿からは想像もできないパフォーマンスを」と、常々考えています。

長い歴史の中で良しとされて来たテーパーデザインをコピー、アレンジしたところでそれ以上の竿になるのだろうか?

過去の銘竿のコピーやテーパーのアレンジだったら、現代に自分が作る必要はない。

これは自分自身が銘竿のコピーやアレンジを過去にカタチにしてきて行き着いた答えです。

手前が 奥が伝統的な金属製フェルール。

手前が今回カタチにしたcomposite ferrule。
奥が伝統的な金属製フェルール。
”Modern Classic” 「伝統的なその姿からは想像もできないパフォーマンスを」

52%の軽量化。

全く同じテーパーデザインで「伝統的な金属フェルール」「composite ferrule」を試しました。

そこで視えて来たのは「伝統的な金属フェルール」「composite ferrule」の双方の長所と短所です。

(双方の長所と短所に関しまして、文章では微妙なニュアンスをお伝えしきれませんので、お直接お問い合わせいただけましたら幸いです。)

テーパーデザインの微調整を行ってシーズンインに備えます。

そして、テーパーデザインの微調整を行ってシーズンインに備えます。

作業も先が見えて来た3月末。

中々、遊んであげられなかった愛息の春休み、結婚記念日を兼ねてトマムへ。

スキーをしたり。

春スキーを楽しみ。

滑った後はプールで泳いで。

滑った後はプールで泳いで。

短い春休みを満喫しました。

愛娘も短い春休みを満喫しました。

Dec

12月、本格的な冬が来ました。

ここ数年で最も積雪が多い12月でした。 本格的な冬が始まり、白と灰色の世界が長く続きます。

工房を構える上富良野でもここ数年で最も積雪が多い12月となりました。
ここから本格的な冬が始まり、白と灰色の世界が長く続きます。

クリスマス。我が家にもサンタがきました。 妻がまだ幼い愛娘の事を考えて今年のクリスマスは寒天フルーツケーキを作ってくれました。

クリスマス。我が家にもサンタがきました。
妻がまだ幼い愛娘の事を考えて今年のクリスマスは寒天フルーツケーキを作ってくれました。

愛息がサンタに頼んだのはフィルムカメラ。 彼の目にどんな画が写るのか楽しみです。

愛息がサンタに頼んだのはフィルムカメラ。
彼の目にどんな画が写るのか楽しみです。

‐30℃台まで冷え込んだ大晦日の朝。

‐30℃台まで冷え込んだ大晦日の朝。

とても美しい光の中、一日が過ぎて行きました。

とても美しい光の中、一日が過ぎて行きました。

愛息は飛んだり。

愛息は飛んだり。

跳ねたり。

跳ねたり。

御節に飾る笹を掘り起こしたり。

御節に飾る為の笹を掘り起こしたり。

久しぶりの晴れの一日を駆け抜けました。

久しぶりの晴れの一日を駆け抜け。

家族みんな、久しぶりの日の光を楽しみました。

2020年の最後の日を家族みんな、久しぶりの陽の光の中を過ごしました。

そして、仕事納め。

そして、仕事納め。

今日も工房から望む十勝岳連邦を前に、この雪があるから素晴らしい鱒たちが育つと物思いにふけ、一年を締めくくるのでした。

Time flies

7月はユーザーの皆さまの来道と展示会用のロッドの仕上げであっという間に時が過ぎて行きました。

東北の名手。 今回もご一緒させていただき、河原で釣りの話から他愛もない話まで、楽しい時間を過ごさせていただきました。

東北の名手。
今回もご一緒させていただき、河原で釣りの話から他愛もない話まで、楽しい時間を過ごさせていただきました。

そして、一番良い時を狙って毎年通い続ける福島、宮城、兵庫の凄腕の皆さま。

そして、一番良い時を狙って毎年通い続ける福島、宮城、兵庫の凄腕の皆さま。

虹鱒の川の条件が今ひとつでしたので、深山の大岩魚釣りへ。 東北の名手が投じたdryflyに居つきの大岩魚が、がばっと出ました。

虹鱒の川の条件が今ひとつの日が続き、深山の大岩魚釣りへ。
東北の名手が投じたdryflyに居つきの大岩魚が、がばっと出ました。 それは素晴らしい個体でした。流石!名手でした。

八月。

そして、展示会の為、本州へ。

展示会の為、本州へ。

展示会の合間。 モーニングライズを狙って、早起きしました。

長野の展示会の合間。
例によって、モーニングライズを狙って早起きです。

久しぶりの中央道。 東京へ移動。

久しぶりの本州の釣りを堪能し、東京へ移動。
懐かしい風景で、いろんな事が思い出されました。

東京展。

東京展。

フライフィッシングの美しさ、釣りに出かける喜びを伝えたいと思い、隣接する ギャラリーとカフェにロッド、写真、フィッシングギアを展示しました。

フライフィッシングの美しさ、釣りに出かける喜びを伝えたいと思い、隣接する
ギャラリーとカフェにロッド、写真、フィッシングギアを展示、販売。

水辺、森、道具の美しさ、フライフィッシングに初めて触れる方にもその世界をゆっくりと感じていただけたでしょうか。

水辺、森、道具の美しさ、フライフィッシングに初めて触れる方にもその世界をゆっくりと感じていただけないかと務めました。
ご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

九月。

北海道に戻ると背高泡立ち草の花が咲き始めていました。 僕の好きな花。この花が咲き始めるともう秋の足音が聞こえてきます。

北海道に戻ると背高泡立ち草の花が咲き始めていました。
僕の好きな花。この花が咲き始めるともう秋の足音が聞こえてきます。

工房に籠りっきりで子供たちと全然遊んであげられなかった夏。 家族を連れ知床へ。

工房に籠りっきりで子供たちと全然遊んであげられなかった夏。
家族を連れ知床へ。

美味しいものを食べたり。

美味しいものを食べたり。

ホエールウォッチングをしたり。

ホエールウォッチングをしたり。

知床五湖を巡ったり。

知床五湖を巡り。

森の木々を観察しました。

森の木々を観察したり。

そして、桜鱒の遡上を観察しました。

桜鱒の遡上を観察しました。

そして、フィールドワークを再開。 7月に剛腕達が苦戦したフラットでお目当てのライズを狙いました。

そして、フィールドワークも終盤戦に。
7月、8月と剛腕達が苦戦したフラットでお目当てのライズをじっくりと狙いました。

そして、立派な雌を獲りました。

そして、立派な雌を獲りました。

十月。

バンブーロッド性能を確かめる為に、時よりグラファイトロッドを使いました。

バンブーロッド性能を確かめる為に、時よりグラファイトロッドも使いました。

数週間前にグラファイトでのされた個体。

数週間前にグラファイトでのされた雌の個体。

やはり、バンブーロッドのの方が獲れる確率は上がります。

こちらは雄。 やはり、バンブーロッドのの方が獲れる確率は上がります。

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11月。

晩秋の光の中、鱒たちの背中は僅かに迫り出してきました。

晩秋の光の中、鱒たちの背中は僅かに迫り出してきました。

この時期になると、僕は「今年はあと何日こうしてdryflyの釣りができるだろうか」「あと何シーズンをこうして迎える事ができるだろうか」という想いが強くなります。

道北では大雪が降り、最後の望みをかけて道東へ車を走らせました。

そうこうしている間に道北では纏まった雪が降り、僕は道東へ車を走らせました。

晩秋の屈斜路湖の朝。

晩秋の屈斜路湖の朝。

wetflyでヒメマス釣りを楽しみました。

wetflyでヒメマス釣りを楽しみました。

風の中でのキャスティング。

魚は接岸しているため、ロングキャストを要さないシチュエーション。

ヒメマスのアベレージサイズと繊細な魚の動きを考えるとヤマメ竿の様なショートロッドでの釣りが楽しいかもしれない。

来年はショートロッドでやってみたいと思います。

帰りは寄り道をして、網走へ。

帰りは寄り道をして、網走へ。

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そして、フィールドワークが一段落した11月末。 家族と道東を旅しました。

愛息は馬に乗ったり

心に残った風景、鶴居村。 とてもきれいな所でした。

家に戻って数日し、雛から大切に育ててきた鶏が卵を産んでくれました。 「ずっと、見てたいの」と愛息。

家に戻って数日、雛から大切に育ててきた鶏が卵を産んでくれました。
「ずっと、見てたいの」と愛息。

そして、雪は降っては解けてを繰り返しながら根雪となりました。

そして、雪は降っては解けてを繰り返しながら根雪となりました。

happiness

imageありがたい事に納竿、納品、取材と忙しい日々を過ごしていました。

ライターさんから、「何故、バンブーロッドを作りはじめたのですか?」「他のバンブーロッドと何が違うのですか?」「何故、北海道なのですか?」と尋ねられました。

20年前にやっとの想いで購入したバンブーロッドを持って釣りに出かけた時、フライフィシングが何十倍にも楽しく感じられました。 目に映る森の木々や川の流れまでもいつも以上に眩しく感じられました。そして、どんどんその魅力を知るにつれ、「もっとこうだったらいいな」という想いが生まれたのです。

過去の銘竿のコピーやそのアレンジであれば、僕が作る必要はない。 今まで良いとされて来た、完成されたテーパーデザインを弄ったところで、それ以上になるのだろうか?

先人達のコピーからはじめた経験から、銘竿は何をどう弄ろうとも、そのビルダーがオリジナルだという学びとリスペクトの思いが僕にはあります。

バンブーロッドは工芸品のような美しいさがありますが、本質は釣竿。より良い道具作りには、より良いテスト環境が必要でした。

そして、僕は北海道への移住を決め、今の基本となる3つテーパーデザインを一からやり直したのです。

お待ちいただいていた ''IWANA764'' をようやく納竿させていただきました。

お待ちいただいていた ”IWANA764” をようやく納竿させていただきました。

ロッドを受け取られたオーナー様より 「価格以上に満足しています」と後日、ご連絡をいただけました。

この仕事を受けさせていただいて本当に良かったです。 ありがとうございました。

そして、HIRANOTSURIGさんにwooden flybox を納めさせていただきました。

そして、HIRANOTSURIGさんにwooden flybox を納めさせていただきました。

ベストのポケットに仕舞ったアルミのフライボックスのヒンヤリした感覚と重さが億劫になり、自分のために作ったのが切っ掛けでした。

この心地良さを共有させていただけて幸せです。

今回は1908年創業の伝統あるシャツ地メーカーLeggiuno の生地で巾着を作らせていただきました。

今回は1908年創業の伝統あるシャツ地メーカーLeggiuno の生地でポーチを作らせていただきました。

「もっとこうだったらいいな」をカタチにする。

共感してくれる人がいる。

唯々、幸せです。

 

 

 

a trip to the AOMORI

春に続き再び、青森へ。

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快晴の津軽海峡を渡りました。

オーダーをいただいていた松田さんとの納竿釣行。

iwana764のオーダーをいただいていた松田さんとの納竿釣行。

時間を見つけては川に立つという松田さんに今回も案内してもらいました。

時間を見つけてはほぼ毎日、川に立つという松田さんに今回も案内してもらいました。

酷い渇水のせいか、苦戦しながらも岩魚釣りを楽しみました。

酷い渇水ではありましたが、苦戦しながらも岩魚釣りを楽しみました。

そして、八甲田ガイドクラブの副隊長、外崎さんの写真展。箒場岱の箒場茶屋へ。

八甲田の森が大好きな外崎さんと奥様。 夏は箒場茶屋という食堂を営んでいます。

八甲田の森が大好きな外崎さん。

写真は全てコンパクトカメラで撮影されているとのこと。

外崎さんの心を写した様な写真。よろしかったら箒場便りをご覧ください。

やはり、”好き”  という心が一番大切なのですね。

 

 

a trip to the AOMORI

本州の旅から戻り、再び海を渡りました。

オーダーをいただいたロッドの打ち合わせを兼ねて松田さんとの釣り。 松田さんのフィールドをご案内いただきました。

オーダーをいただいたロッドの打ち合わせを兼ねて松田さんとの釣り。
松田さんのフィールドをご案内いただきました。

みちのくのネイティブ。 尺上岩魚を釣らせていただきました!

そして、みちのくのネイティブ。尺上岩魚を釣らせていただきました!

また、訪れたい場所。青い森でした。

 

a trip to the main island of Japan.

まだまだ、雪代の残る北海道を出て本州へ。

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Coffee House Shaker 黒澤さんとCOMPASS 杉戸さんと落ち合い群馬へ。

Coffee House Shaker 黒澤さんとCOMPASS 杉戸さんと落ち合い群馬へ。

久しぶりに本州の岩魚に出会う。

久しぶりに本州の岩魚に出会う。

そして、久しぶりの尺山女魚。

そして、久しぶりの尺山女魚。

連発。

連発。

 

連発。

連発しました。

ご案内いただいたCoffee House Shaker 黒澤さんに美味しいコーヒーをいただいた。 Coffee House Shaker さんとっても雰囲気がる良いお店でした。

ご案内いただいたCoffee House Shaker 黒澤さんのお店で美味しいコーヒーを淹れていただきホッと一息。
Coffee House Shaker さんとっても雰囲気がる良いお店でした。

 

少し仮眠をとって中禅寺湖へ。 COMPASS 杉戸さん、レイクトラウトをキャッチ。

少し仮眠をとって中禅寺湖へ。
COMPASS 杉戸さん、レイクトラウトをキャッチ。

 

風も強まり、一休みして湯川へ。 少し、時期が早かったようです。

風も強まり、一休みして湯川へ。
今回は少し時期が早かったようです。

そして、展示会。“COMPASS & Incompleat Anglers”

そして、展示会。“COMPASS & Incompleat Anglers”

杉戸さんが世界中から集めた品々。とっても素敵なものばかりです。

杉戸さんが世界中から集めた品々。とっても素敵なものばかりです。

IFNi ROASTING & CO 松葉さんの丸目2灯。90年代にも丸目が作られていたとは知りませんでした。 北米仕様だとか。

IFNi ROASTING & CO 松葉さんの丸目2灯。90年代にも丸目が作られていたとは知りませんでした。北米仕様との事。

会期中にもいそいそと川へ出かけて行きます。渡良瀬川の尺山女魚を杉戸さんがキャッチ。

会期中にも時間を見つけて川へ出かけて行きます。渡良瀬川の尺山女魚を杉戸さんがキャッチ。

本当に釣りが好きな人。杉戸さん。

本当に釣りが好きな人。杉戸さん。

久しぶりにシビアなライズを相手にする本州の釣りでした。